英彦山不動明王

英彦山不動明王

大日大聖不動明王、大日如来が一切の悪魔を降伏させるために憤怒の相を現したものである。色黒く眼を怒らし両牙を咬み、右手に降魔の剣を持ち、左手に羅索を持つ、常に火生三昧に住して大火焔の中にあって石上に魔を伏す為に坐し八大童子など使者を有する。

矜羯羅童子

不動明王の眷属で、手には独鈷所を持ち、八大童子、三十六童子の長として仏法を守護する不動明王の命を受け制多迦と共に3尊として現わされる。

制多迦童子

不動明王の眷属で、その姿は肉身が紅蓮華のような赤色。頭髪を五つに束ねる五髪とし、右手に金剛棒を持つ、仏法を守護する不動明王の命を受け八方に走る。